神様がいるなら

自分の生活で気持ちが沈むことがる。
僕なんかは年中沈んでる。
そんなときに音楽を聴く。救いを求めてる。
長澤知之はよくロックなんてクソだみたいな発言をする、けどロックは僕を錯覚だとしても救ってくれる。
フジファブリックの音楽にもそんなときに出会った。
地震で日本中が不安に包まれていたときに(いまだ現在進行形だけれど)
クロニクルを買った。当初はアンセム目当てで他の曲は何も知らなかった。
すべての曲が想像以上の出来だった。
なかでもピアノとボーカル主体のシンプルなバラードのタイムマシンに深く感心をした。
タイムマシンと言うよく取り上げられるテーマでは、多くの有名曲が比較的キャッチーだったり、もしくは非現実さと妄想力を武器にしてるなか(タイムマシンにお願い、ミスチルのタイムマシーンに乗って、スガシカオのタイムマシーン、コブクロの待夢磨心)これほどまでに自身の欠点を悔やみ誰かからの愛情を求める曲は異質だ。

戻れるのかな タイムマシンのように 同じように 笑えるかな

と歌っているがその後には

だいたい そうだ ホントに そうだ すべてがうまく行くわけない だいたい そうだ なるべく そうだ 後悔だけはしたくないのです

過去の失敗に悔やむのと同時にもう何もやり直せないのだという志村さんの気持ちがよく反映されている。
だからこそ大きな声で歌うと。

痛々しいくらいに自身の心情を吐露したこのアルバムは、ブライアンウィルソンの曲のように、きっといつまでも聴かれ続けていくんだろうな。

僕を助けてくれてありがとう。
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sui

急にすみません、たまたまこの記事を読みまして、
ちょうど私もタイムマシンを最近リピートで聴いていたので
共感してコメントさせていただきました。

私もこの曲に救われました。
こんな自分も歌えるんだ、という気持ちになります。

モノノケさんの言葉にもなんだか救われました^^
また遊びにきます。

by sui (2011-04-28 01:27) 

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