スーパースターに救いの手を

今年向き合った素晴らしいミュージシャンたち。
いつもならアルバム一枚で満足するが、もっと聞きたいと思わせる素晴らしいミュージシャンに出会った。
フジファブリック、キリンジ、そしてJelly fish。

Jellyfishはとても素晴らしいバンドだった。

タワレコで適当にJeff beckを見ていたら「J」の欄に1000円でベリーバトンが置いてあった。
Jellyfishというバンドは一部でとても有名だ。
日本のアーティストとも関わりが深く、Kbのロジャーはフジファブリックのチョコレートパニックに関わってるし、Dr.Voのアンディは奥田民生やPUFFYに深く関わっている。
なので、奥田民生のファンとして今まで名前は良く知っていた。しかし、民生の本のフィッシュアンドダイの内容から売れてない微妙なミュージシャンだと誤解していた。
誤解したのをこれほど後悔したのは初めてだった。
そんなわけで偶然見つけたベリーバトンを期待せず、騙されたと思って買ってみた。

一聴して感じたのはなんて素晴らしい曲なんだろう、という事だ。
これ以上ないほどにPOPなメロディライン、見事な曲の構成、ビーチボーイズやビートルズ直系のコーラス。
一聴して感動してから何回聞いてもまるで退屈させない見事なアルバムだった。
これほどのバンドがたいして売れなかったなんてなんてアメリカはすごいのだろうと驚愕した。
そしてネットで調べると、ベリーバトンもすごいが2ndのこぼれたミルクに泣かないでももっとすごいという意見が多くあった。
なのでベリーバトンを買って数週間後に買ってみた。
どれ程の賞賛も陳腐に感じるほどすごいアルバムだった。
前作よりロック色とクィーンのようなコーラスが強く出て、POPのすべてを詰め込んだような見事なアルバムだった。
計算され尽くしたPOPの金字塔のようなアルバムだ。

しかし残念ながらJellyfishはこのアルバムをもって解散してしまったらしい。

時代の所為か、人格の所為か、どちらにせよとても残念だ。
けれど解散後に一作Fanclubという未発表曲のBOXが発売されていたので、手に入れた。
一番驚いたのがデモの段階からのクオリティが高すぎる。実際の曲とアレンジが少し違うもののこのままオリジナルアルバムとして発表してもおかしくないレベルだ。
また、ライブテイクの実力の高さも異常だ。
奥田民生が「アンディはライブが苦手でライブに慣れてない」と発言していたが、これで苦手なら得意なやつなんてほとんどいない。

これ程素晴らしいバンド、曲に出会ったのは本当に嬉しい。
もし聞いたことがない人がいれば是非聞いてみることを勧めたい。
youtubeにいくらでもライブテイクの動画があるので、見て欲しい。

あと、ロジャーの2ndアルバムも買ったがこれも見事なPOPアルバムだった。
中心人物のアンディはソロ作などは出していないらしい。残念だ
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